« 来週は危機なんて起こりようがない!»

2020-01-06
 « 来週は危機なんて起こりようがない!»

 新たな10年が始まります。 良い目標や抱負を立て、それを継続するために自身の計画の立て方を見直す絶好のタイミングです。

 

来る日も来る日も私たちを悩ませる問題。紙の手帳派もしくはデジタル手帳派?どちらにしても、各ツールにはそれぞれの利点があります!あなたが紙の手帳またはデジタル手帳のユーザーであるかどうかにかかわらず、大事なのはスケジュール管理がしっかりされることです。

 

日々、私たちのスケジュールは時間を整理するダイアリーとやるべきことを整理するTo Doリストの2つのツールからなります。 この2つのツールを一緒に使用することで、優れたスケジュール管理を可能にします。

 

私は長くブラックベリーそしてiPhoneのカレンダーを経験した後、ここ数年は紙の手帳を毎日使っています。スマートフォンと同等のサイズである限り、紙の手帳は常に持ち歩くことができます。書くとき、心身の繋がりを可能にし、手は脳と直接繋がっているため、予定を書くことで、よりしっかりと記憶することが可能になります!

 

少なくとも視覚的記憶力を持つ人は、1週間の全体像を見ることで、スケジュールを記憶できます。ヘンリー・キッシンジャーはこの原理を「来週は危機なんて起こりようがない。予定がすでにぎっしり詰まっているのだ」とユーモアたっぷりに説きました。

 

ここ数十年で、『やるべきことのリスト』というTo Doリストが登場しました。ところで、各To Doリストの主題は、重要性と緊急性の間を絶えず判断する必要があります。今朝緊急だったことが、午後にはすでに緊急ではないかもしれません。また、昨夜は重要ではなかったことが、今朝には必要不可欠になるかもしれません。はっきりとした時間を設定することで緊急度を決めるダイアリーとは異なり、To Doリストは流動的で、時間的次元が著しく変化する主題をリストしています。

 

パソコンまたはスマートフォン上では、ExcelやWordまたはメールの下書きフォルダに単にテキストファイルとして表示することができます。紙の上では、手元の紙またはノートに作成できます。重要なのは、いつでも追加、変更できるように、常に目の届くところにあるということです。

 

そして、To Doリスト上のタスクに少しずつ線を引いて消していくことは、なんと素晴らしい達成感でしょう!

 

皆様にとって2020年が素晴らしい一年となりますよう、ティビエルジュパリ一同、心よりお祈り申し上げます。

 

エメリック・ティビエルジュ

2020年1月2日 パリ

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