メゾン ティビエルジュは1987年よりエメリック・ティビエルジュのノウハウにそのルーツを持ちます。エメリック・ティビエルジュはテキスタイルデザイナーのようにペーパーデザイナーという職業を生み出しました。
2002年、当時のエルメス社長、ジャン=ルイ・デュマ氏に彼のノウハウを活かすよう依頼されました。その後、ステーショナリーライン製作担当としてルイ・ヴィトンのために働きました。最近では、サンローランパリに従事しています。
彼のアプローチは、デザインと技術の両方の領域から成り、ファッション、自然、自らをとりまく環境、また、東京やニューヨークへの旅行など様々な要素から着想を得てきました。その中にはもちろん、建築、ジュ・ド・ポーム美術館での写真展、ガリエラ美術館での回顧展、パリ国立自然史博物館でのイベントも含まれています。
ティビエルジュ パリ ペーパーはエメリック・ティビエルジュによって作られた初めての、そして真のライティングペーパーです。リネンファイバーのみで作られており、これは19世紀のファインペーパーPur fil(ピュールフィル)のノウハウを使用したものです。
もしそのルーツが伝統に根ざしているとすれば、ル カルネ ティビエルジュのエスプリは現代に身を置いています。:「スティーブ・ジョブスやカール・ラガーフェルドの手帳を想像しながら、私はティビエルジュの手帳をデザインしました。現代的で直感的、そしてこう言っては何ですが知性を感じさせるデザインになっています。つまり、時代に適した手帳です。」